皆さんは大事なものを失くしてしまった経験をお持ちではないでしょうか?例えば、「高校時代に付き合っていた彼女から貰った思い出の品」を今の彼女に勝手に捨てられてしまったりとか、かなりの金額を出して購入した趣味のアイテムを自分が外出中にリサイクルに出されてしまったりなど、この手の「大切な品物を失ってしまった」という話は、僕の周囲でもかなりの数のケースを聞くことが出来ます。僕はまだ大学生ですが、それでも20年以上生きていればこういった手合いの経験は、好むと好まざるに関わらず結果的にしてしまうものです。
さて、僕が最近失くしてしまい、大学のサークルで「ネタ」として使っている話があるのですが、それはやはりここまで紹介してきたような、いわゆる「失せ物」の話です。
僕が失くした大事な品物、それは美しい思い出があるわけでもないのですが、この話をすると大抵の人は強く共感してくれるのです。
題して、「その瞬間はただ流れていく様を見守るだけ。トイレにカギを流しちゃった時、あなたはどうする?」という、僕のこの失せ物話。内容はもうタイトルを聞いただけで想像出来ると思いますが、自宅のトイレについ落としてしまい、それをリカバリーするどころか下水とともに流してしまったという、失敗談です。あの時は本当に泣きそうになりました。
失くした品に関するトラブル数あれど、こんなに切実なケースだとみんな共感しやすいらしく、今となっては僕のこの豪快に失敗してしまった話は、今ではいいコミュニケーションのツールとなっています。